写真で巡る自然散策記

私が訪れた四季折々の自然の風景・花の写真を掲載しています。
また、花の開花状況・撮影場所・撮影のヒント等も紹介していますので事前情報としてご愛読ください。
現地で新しい発見を試みてはいかがでしょうか!!。
三河一色大提灯まつり 2018 in 愛知

中部・東海地方の
祭り風情をお届けします。

今日は
愛知県西尾市の
” 三河一色大提灯まつり ” 初日の様子です。


祭りの起源は
1564年まで遡ります。

農作物を獣から守るために
大かがり火を炊いて
祈祷祭が行われたそうです。

その後
時代の風潮変化を経て
現在の ” 大提灯まつり ” が誕生したとされています。

境内には

2対6組12張の大提灯。

代表が拝殿から御神火を引き継ぎ巨大な蝋燭に
御神火が移され大提灯に献燈されます。

この ” 大提灯まつり ” は
県指定有形民俗文化財に指定されており
祭り期間中は内外から多くの見物客で賑わいます。



開催期間は
毎年26日と27
日。


【祭りイベント】

『26日』


 8:00〜10:30 12張の大提灯の掲揚(三河一色諏訪神社境内
               15:00 神学奉納
三河一色諏訪神社の神楽殿)
               18:00 神学奉納三河一色諏訪神社の神楽殿)
19:00〜23:00 献燈祭(大提灯に献灯

『27日』
  17:00 大提灯降納で祭りは終了 


〈公共交通機関でのアクセス〉
名鉄「西尾駅」より
名鉄東部交通バス「一色大宝橋」下車6分程

名鉄「碧南駅」より
名鉄ふれんどバス「大宝橋」下車6分程


〈マイカーでのアクセス〉
岡崎インター又は
音羽蒲郡インターより共に50分程



今日の様子です。

16時10分
名鉄西尾線「西尾駅」バスターミナルに到着。

今日は快晴で
西陽が容赦なく照り付け肌が焼けます。

そんな中
待つこと35分
「一色町公民館」行きのバスに乗車。

途中
少々込み合いましたがスムーズに運行です。


17時5分
「一色大宝橋」バス停に到着。


” 大提灯まつり ” の会場は
” 三河一色諏訪神社 ” の境内になります。

バス停から西進60m程
露店が並ぶ道を南進130m程で到着です。

境内には
中央の大提灯を取り囲む様に
露店がぎっしり立ち並んでいます。


17時20分
境内は30%程の人出で
自由に歩き回り撮影もスムーズ。


” 献燈祭 ” には
未だ時間があるのでこれからなのでしょうね!!。

大提灯は
拝殿に続く参道を挟み東西に3組6張づつ。

この大提灯は
歴史の登場人物の様が描かれており
6組の氏子が保存・管理されているそうです。
(上組、中組、大宝組、宮前組、諏訪組、間浜組)


時は18時

境内の様子と大提灯を一通り撮り終える。

露店で
” どて串 ” と ” 缶ビール ” を買い込み
境内の隅で祭り酒ならぬ祭りビールと洒落込む事に。

露店の ” どて串 ” は今までハズレなし。

柔らかく煮込んであり美味しく頂きました。

日本酒がなくて少々残念でしたが・・・。


そろそろ19時

献燈祭 ” の儀式(火入れ式)の始まりです。

大提灯の下では
スタッフがロープを張り
見物客とある程度の距離を作ります。


時は19時過ぎ

お祭りの起源や拝殿内の様子がアナウンスされ
今か今かとかたずをのんで
みな待っています。

されど

御神火と巨大蝋燭は
拝殿からなかなか出て来ません。

各組の代表が出て来たのは
19時20分ころ

大提灯の下で大蝋燭の芯を剥き

いよいよ手持ちの提灯から御神火を移します。

大蝋燭の大きさは

重さ80kg
高さ120cm
芯の直径10cm程。

火が落ち着くのを十分に確認し

大提灯への火入れが執り行われました。

それにしても巨大な蝋燭です。

19時30分
12張の大提灯に
火入れが無事に執り行われました。


蝋燭の灯だけでは
光量が足りないのか大提灯に変化が観られません。

祭り紹介のNet写真では
照明が当たり辺り一帯がとても明るい
イメージだったのですが・・・。


当時の様に
蝋燭の明かりしかない時代
ならではの風情と思って眺めて参りました。

ただ
時代の流れに乗りテストケースとして
蝋燭+α(LED)採用が2張あった様です。

また
大提灯の中に入れてくれる組もあり
この頃には境内の人出はピークを迎えていました。

拝殿は参拝者で長蛇の列。

境内は
歩き回るのがままならず人で大渋滞です。


境内一周に
混雑がなければ2分程度ですが
この時間には10分以上掛かってしまいました。



時は20時
そろそろ帰りのバス停に向かわねば。

人を縫う様にして先を急ぎます。

大通り手前では
太鼓が力強く打たれ
祭りは未だ
23時まで続くのです。

しかし
こちらは名残惜しんでいる場合ではなく
最終バスの乗り場へ急ぎます。


20時20分ころ
バス停の随分手前から長蛇の列。

満員で乗れない時は
「碧南駅」へ向かうバスが未だあるので
「西尾駅」行きの増便を期待して最後尾に並んで待つ事に。

ほぼ定刻で最終バスが到着。

先客が乗車し
満員御礼で札止めになった時もう1台バスが到着。


やれやれと
安渡の声が辺りから漏れ聞こえ

20時45分「西尾駅」に到着です。

今宵の祭り気分はここまでです。



□□□□□□

2018年8月26日撮影

20180826 TZ85_0021 nx2_480 640 50KB.JPG
諏訪神社の大きな幟が会場への目印です

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境内に向かう道路の両側には露店がぎっしり立ち並びます

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鳥居越しの大提灯の様子です

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境内から観た大提灯の様子です

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境内から観た大提灯の様子です

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境内から観た大提灯の様子です

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境内から観た大提灯の様子です

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境内から観た大提灯の様子です

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献燈祭(火入れ式)
御神火から大蝋燭に火が移されました



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献燈祭(火入れ式)
移された御神火が落ち着くのを待ちます


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献燈祭(火入れ式)
火も落ち着きましたのでいよいよ大提灯に火入れです


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大提灯の内部の様子です

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” 間浜組 ” の詰め所に掛かる提灯です

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” 上組 ” の詰め所に掛かる提灯です

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” 諏訪組 ” の詰め所に掛かる提灯です

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” 大宝組 ” の詰め所に掛かる提灯です

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” 中組 ” の詰め所に掛かる提灯です

ANW_0235 nx2-1_480 640 50KB - コピー.JPG
会場目印の幟付近で盛大に太鼓を打っています



最後までご覧頂きありがとうございます。

9月も各地より
祭りの様子をお届けしますのでお楽しみに。


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