中部・東海地方の
祭り風情をお届けします。
今日は
名古屋市港区の名古屋港で催される
” 海の日名古屋みなと祭り ” の様子です。
この祭りは
戦後の復興を目指す祭りとして
1946年(昭和21年)より始まり
1996年(平成8年)からは
” 海の日 ” の祝日に開催される様になりました。
築地口交差点より
地下鉄[名古屋港駅] まで露店が並び
時間規制で全面遊歩道になります。
露店は500件とも600件とも言われており
全国でも有数の規模で祭りが執り行われます。
海の日は
11時30分からの
” 筏師一本乗り大会 ” を皮切りに
19時30分開始の
” 花火大会 ” まで一日中各会場で
いろいろなイベントを楽しむことが出来ます。
〈 公共交通機関でのアクセス 〉
地下鉄名古屋港線「名古屋港駅」直ぐ。
まつり屋台を楽しむならば「築地口駅」が便利です。
今日の様子。
今日のお目当ては
” 筏師一本乗り大会 ” です。
地下鉄「名古屋港駅」から
会場の ” 南極観測船ふじ ” 北側の船溜まりへ向かいます。
一般見学者向けは
仮設テントが設営された椅子席とシート席。
到着は11時
幸いにも
シート席の最前列が確保出来ました。
直ぐにアナウンスが入り
一般応募した参加者の大丸太乗り体験と
競技者の演技練習が開始。
11時30分に
運営関係者と競技に参加する筏師が勢揃いし
開会式が始まり大会が始まりました。
丸太一本突き乗り
丸太を廻さずに漕いで進む伝統の技です。
筏師の日常業務中の基礎技能で
これが出来ないと一人前とは言われないとか。
『名古屋港筏一本乗り』として
名古屋市無形文化財及び
名古屋市無形民族文化財に指定されています。
角材乗り
1人乗り対2人乗りで
角材を廻して進む対抗競技。
水車の様に水飛沫が上がります。
角材曲乗り
駒下駄履き 対 番傘をさしての対抗競技。
一本歯の下駄は滑りそうと思いきや
意外と安定していましたよ。
番傘は風の影響を受けるのでバランスが命。
風圧に耐え切れずに惜しくも着水。
大木の玉乗り と 丸太の2人乗り対抗競技
玉乗りでは加速が付かずのろのろ
2人乗り丸太は快調にゴールです。
角材曲乗り
二本の角材に1人づつ乗り
篭を担いで角材を回転させながら進む曲芸。
二人の息が合わないと篭が落水してしまいますが
無事担ぎ切りました。
篭に乗せられた少女は
さぞかし緊張したでしょうね!!
演舞披露
中津川市のおんぽい節保存会による
扇子の日の丸を組み合わせての団体演舞。
不安定な筏の上でお疲れさまでした。
ロックローリング
一本の丸太上で相手を落としあう競技。
丸太を浮き沈めさせたり
水飛沫で目くらましをしたりと相手を牽制しあいます。
大丸太乗り(一般参加)
10人で一本の大丸太に乗りますが
直ぐに回転してしまい落水です。
丸太を廻すつもりがなくても自然に回転してしまう様です。
ロックローリング(一般参加)
筏師のアシストを得てロックローリングを体験。
静止状態では耐えられても回転すると直ぐに落水です。
会場は
暫らくどよめきと爆笑の渦に包まれます。
高六太鼓の演奏
和太鼓の壮大な音が響き渡り
名古屋の猛暑を一瞬忘れさせてくれました。
不安定な筏の上でお疲れさまでした。
金の鯱(しゃちほこ)
角材に3人乗って
中央の筏師が静止を保ち
両サイドではえび剃り倒立し鯱の姿を披露。
見事に決まりました。
木遺
筏の上に
荷上げする様を披露してくれました。
見せ場は満載で
あっという間に3時間が経過し
14時に全ての競技・演技が終了しました。
この後
食事処を探すのに苦労しましたが
築地口から東へ1本入った居酒屋で一息。
店内は浴衣姿の家族連れで大賑わい。
カウンター席で
冷酒2本と枝豆、どて串、串かつ、
牛筋煮込みを美味しく頂きました。
中でも ” どて串 ” は
柔らかくて良く味が染み込こんでおり絶品。
〔また寄りたい店リスト〕に登録です。
帰り際に
築地口交差点の和菓子屋さんで
お饅頭を数種購入し足早に地下に潜りこみました。
やはり
エアコンの効いた場所がほっとしますね!!。
来年は
花火大会も観てみようかな・・・!!
和菓子は
桃の入った寒天菓子 と
生クリーム入りつぶあん餅 は冷やして美味しく頂きました。
こちらも
〔また寄りたい店リスト〕に登録です。
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2018年7月16日撮影
” 筏師一本乗り大会 ” の会場への案内板です
奥に見えるのは ” ポートビル ” です
” 筏師一本乗り大会 ” の会場の様子です
丸太で四方筏が組み上げられています
一般参加者の大丸太乗り練習の様子です
全員呆気なくほぼ同時に落水です
開会式 筏師の法被姿
筏師による筏一本乗り協議の様子です
” おんぽい節 ” に合わせ演舞が披露されました
一般参加者の大丸太乗り体験の様子です
回すつもりは無いのでしょうがどうしても回転しまう様です
ロックローリング 超高速回転で対決です
ロックローリング 水飛沫で目くらまし
と思いきや自身でバランスを崩してこの後落水です
高六太鼓 筏が揺れるので大変そうです
金の鯱が披露されました
木遺 筏の上に荷上げする様子を再現
最後までご覧頂きありがとうございます。
これからも
各地より夏祭りの様子をお届けしますのでお楽しみに。
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